
フリーアナウンサー
一般社団法人 日本収納検定協会
※所属、役職、インタビュー内容は取材当時のものです。
・高校卒業後、小劇場の役者を経て、テレビ、ラジオのレポーターやナレーター、MC(イベントなどの司会・進行)として活躍。ニッポン放送系列「中村こずえのみんなでニッポン日曜日」では、15年にわたりレポーターを務めた。
・片づけが得意なことを活かして、36歳の時に「整理収納アドバイザー」の資格を取得。現場での整理収納サービスはもちろんのこと、伝える技術を活かし、講師として活躍。現在は収納王子コジマジックこと小島弘章さんが代表を務める「一般社団法人 日本収納検定協会」(収検)理事として、中国でも片づけを広めている。
・プライベートでは高校生の娘を持つ“働く母”。
※写真はすべて本人提供
局アナ出身でない私が20年以上仕事を続けられた理由
–アナウンサーというと、「○○大のミスキャンパス」などを経てテレビ局に入社した人が多いというイメージがありますが、やはり、あさがさんのような経歴は珍しいのでしょうか?
“ニュースの読めないアナウンサー”ではありますが(笑)、確かにアナウンサーやラジオのパーソナリティー、レポーターなどの中で、演劇からスタートしている私は異端児かもしれません。
一般社団法人 日本アナウンス協会にも所属させていただき、フリーアナウンサーという肩書で仕事をしているものの、以前はそれこそ有名大学も出ていないし、局アナ(テレビ局のアナウンサー)出身でもないことに小さなコンプレックスがありました。
でも、そんなふうにコンプレックスを抱いたまま現場に行くのは、仕事を振ってくれた方に申し訳ないなと。
それにフリーアナウンサーでも仕事がなくて苦戦している方もいる中、年間100本から150本もMC(司会進行)の仕事をやらせていただいているので、そこは自分を褒めてあげていいのかな、と思えるようになりました。
アナウンスの専門学校よりもおすすめしたいこと
–アナウンサーやレポーターになりたい場合、大学卒業後にテレビ局やラジオ局の入社試験を受けるというのが思い浮かびますが、大学に行かないとしたらどんな方法がありますか?
色々な方法があります。私自身、大学に行かないで、20年以上、この仕事を続けることができました。
特に今はSNSで発信できるので、いくらでも自分の声や話す技術を売り込むことができる時代です。
あくまでも私の考えですが、アナウンスの専門学校に行くよりも、ボイスサンプルを作って、事務所やプロダクションの門を叩いた方がいいと思います。
–演劇からスタートした強みはありますか?
「表現力が豊かだ」と言っていただけるのは、演劇で培った力のおかげです。
それに今、イベントのMCなどに呼んでいただけるのは、フリートークやその場の空気を作り、場を回すことが得意だからだと自負しています。
これはラジオの生中継を15年近くやってきた経験のおかげです。毎週、事前に30人ぐらいに声をかけて取材をした上で生中継に臨んできたから、現場に来ている人たちが何を求めているかを察知する力がついたんです。
やってきたことって、どこかでつながっていくのだと思います。
フリーアナウンサーとして大切にしている2つのこと
–話すプロとして、大切にしていることはなんでしょう?
1つは言い訳をしないこと。例えば風邪をひいてしまった時、「今日はお聞き苦しいところがあるかもしれませんが…」と言いがちですが、それはプロとして言ってはいけないことだとです。シェフが「今日は右手を怪我していて、美味しい料理を作れないかもしれません」とは言わないですよね?
どんなに経験が浅くてもプロとして仕事を請け負った以上、司会だったら大御所のみのもんたさんぐらいの心構えで仕事するべきです。
私自身、仕事の前に点滴を打って次の現場に行く、というようなこともありましたが、見てくださる方、聴いてくださる方にはそれを感じさせてはいけないと思っています。
もう1つは楽しむことです。MCもラジオも講師も一方向のインフォメーションでは絶対に心に響きません。一人で喋っていても、見えない相手に話しかけて双方向のコミュニケーションになるようにやっていくことが大切にです。
話す仕事をめざす人には、喋りがうまいだけではなく、コミュニケーションがいかに取れるかがとても大事なんだということをぜひ伝えたいですね。
[所属事務所によるプロフィール]
https://ishii-mitsuzo.com/talentlist/あさが%E3%80%80みちこ.html
[あさがさんが理事を務める日本収納検定協会のホームページ]


