就職に学歴が関係なくなるのだから、自分の人生を創造する後押しをしてあげるべき

就職に有利だから」というのは、大学に行く大きな理由になっています。しかし、元日本マイクロソフト社長で起業家・投資家である成毛眞さんは、2021年発行の著書「2040年の未来予測」の中でこう述べています。

熾烈な受験戦争まで起きたのは、大学に行くことが就職するためには必要だったからだ。(中略)なぜ、そこで競争が起きたかというと、大企業の席が少なかったからだ。つまり、人口が増え続けたから、「いい会社」の採用枠に対して応募する学生が圧倒的に多かった。大勢の中から少数を採用するため、企業は採用基準を設ける必要があった。それが学歴だった

「2040年の未来予測」日経BP より引用

2040年には、18歳の人口は今と比べて8割にまで縮む。そもそも、企業側の、学歴に基づいて大量採用して、そこから優秀なヤツが育てばいいという旧来型の採用モデルは現在でも破綻しつつある。学歴があればどうにかなる社会は、完全に過去のものになる

「2040年の未来予測」日経BP より引用

もし、そういう世の中になれば、大学に行かない選択をした人、せざるを得なかった人の選択肢も広がります。

一方で選択肢が広がることで、今まで以上に自分で考え、決めていかなければいけなくなります。大学に限らず、進学が一般的であることで中学、高校時代を過ごしやすかったのも事実でしょう。では、どうすればいいのかという答えが、冒頭の言葉です。

就職に学歴が関係なくなるのだから、これからは、親も子どもに、それぞれが好きなことを見つけて、好きな仕事や自分の人生を創造する後押しをしてあげるべきだ

「2040年の未来予測」日経BP より引用

2040年は、今年(2023年)に生まれた子どもたちが17歳になる年。今から10年前、20年前を考えてみれば、2040年の世の中が大きく変化していることは明らかでしょう。そして、2040年を待たなくても「好きな仕事や自分の人生を創造すること」は重要になっていくはずです。

「2040年の未来予測」成毛 眞 日経BP  1700円(税別)

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